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冬来たりなば



冬の真っ只なか、工場の周りの木々も すっかり去年の葉を落とし、
街路樹の銀杏の木と向き合って眠っています。



梅


眠っている真弓の枯れ枝のすき間から、梅がほころびだしているのが見えました。


花梨


花梨も 新芽を覗かせています。

眠っていると見えて、ちゃんと春をうかがっているのです。



冬来たりなば 春遠からじ

こう つぶやくと、この冬の寒さを乗りこえられるような気持ちになってきます。

冬来たりなば 春遠からじ





トップへ Nobuhiko Yamada