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春を告げる梅

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朝晩の冷え込みは まだまだ厳しいですが、昼間の日差しが なんとなく春めいてきました。
ことしは、梅の開花がひと月遅いようです。
このぶんだと、梅の花が残っている間に 桃がつぼむかもしれません。





この前の日曜日の午後、ぽっかりあいた自由な時間に なにげなく、テレビのスイッチを入れました。
NHK岐阜発ドラマ 『父の花、咲く春』の再放送が、流れていました。
昨年の春、NHK-BSプレミアムで放映されたものです。
映画でも同じものを二度みることは稀なのですが、このドラマ、ついつい最後までみてしまいました。
岐阜・長良川幇間物語という副題のついた、もの悲しい物語。
梅に託して、「誰にもきっと、いつか花咲く春がある」と謳いあげたドラマでした。


わたしは、梅が好きです。
花はもちろん、背が低くて ぐにゅぐにゅした幹も、枝ぶりも、葉も、たぶん根っこも、そして 梅干も。
寒さに耐えて咲く姿は、神々しいくらいです。

伝説の幇間・梅次の墓標である 美濃の長良川沿いに立つ梅も、もう満開でしょうか。