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時代祭り ’06



昨年は 小雨の降る寒空の中 会長と二人見物に出掛けた 時代祭り
今年は まさに『祭り日和』の晴天の空の下
時代絵巻の行列が京の町を行進しました

前回UPした中で 少しお伝えしていましたが
今年は 当社会長と社長が 参列!

そこで会長夫人と私の
“時代祭りおっかけ隊”1日レポートを お伝えします

お祭りの内容は バックナンバーの昨年を見ていただければ・・・手抜きですいません




京都御苑から行列が始まるのは 正午ですが
参加する人たちの祭りの1日は早朝から始まります

前もって衣装を各自が預かるので 当日自宅で衣装を身に着け
午前7時30分 西ノ京中学校横の公園に集合します



勤王隊の出発勤王隊の出発2勤王隊(小粒揃い)


維新勤王隊列は 一ヶ月練習してきた笛・太鼓を鳴り響かせ
狭い公園から出発し
京都御苑までを行進していきます


後姿、格好いいです会長登場!


隊長を始め6名が 馬に乗りますが 乗馬もこの公園から始まります
公道を馬が歩く光景は 現在の生活には無いですが
不思議に京都の町並みには しっくりと馴染んで見えます


乗馬する中の最後尾が 会長でした!


公園内にて、いざ騎乗


ここから私たちも京都御苑に向け 追っかけ開始

一時間後
御苑の付近まで行くと
ちょうど
勤王隊の旗が見えたので 走って追いつきました


丸太町通りにて


通行止めの丸太町通り北側を歩き 門前で集合した後
10時半頃
堺町御門から御所内建礼門に向かっての行列が始まります

お昼の行進時は先頭を行く
勤王隊ですが この時は最後尾を歩きます

この時間帯は お昼に比べると見物する人も格段に少ないのですが
とても厳かな空気を漂わせているので 見るのには こちらがお薦めです




正午から いよいよ本番
本当に天気が良く 汗をかく程の気温の中
それぞれ衣装を身にまとい 約2キロの行列が動きだします



いよいよ行列の始まり会長の勇姿1番後ろが社長(公家役)


10時半に席取りをしたので 私たちも既に1時間半 座りっぱなし・・・
しかも長椅子はギシギシ音のする木製の古いもので
お尻が痛くなり始めていました

会長 社長を見届けたのが 12時半
まだまだ続く行列を後に 目指すは
平安神宮
御所内の砂利道をダッシュ!!




観覧席の最前列を陣取り 既に1時間半ほど
これまた座りっぱなしの状態の中 アナウンス
「今 東山三条に入りました」と流れたのが 午後1時半過ぎ


すると 京都市地域女性連合会の踊りが始まりました


女性会の(盆?)踊り


平安神宮前で観覧するのが初めてだったので この踊りも初めて見たのですが
踊りながら
応天門に吸い込まれて行くような光景には 圧巻でした

女性会の方々は 私の住んでいる町内の人も含め
年配の方が多いのですが
この踊りのうしろ姿 なんだか可愛らしいと思いません?


それから小1時間程して 聞きなれた笛の音が流れてきました


平安神宮前


京都御苑を出発して 約2時間半 時代祭りもいよいよ終りです


応天門へ向かって


この頃になると 行列している人たちも
出発時より顔や体の緊張感が薄れていて
観覧の方々と声を交し合ったりしている光景も見られます

カメラを向けられるとポーズを取るのに立ち止まったり・・・と
御苑では聞かれなかった 笑い声が
あちらこちらから聞こえてきました



神宮前にて余裕?の会長(足は痛くとも)笑顔の社長


一夜明けて・・・
会長:「お尻が痛い」(乗馬で)
社長:「足が痛い」(草履で)

現代生活との違いの有る部分に 何かしら症状が見られるようで・・・
早朝から夕方まで 大変お疲れ様でした!

そして 追っかけ隊隊長の会長夫人
本当にお疲れ様でした!!

お忙しい中 観覧にお来し頂きました方々には お席の確保しか出来ず
愛想無しで申し訳ございませんでした
本当に有難うございました






平安神宮にて 時代祭りは終わりますが
勤王隊のお祭りは ここで終わりません

丸太町通りからバスに乗り
平安神宮を後にし
七本松通りで下車しますが
ここから 朝集合した西ノ京中学まで 最後の行進があるのです

京都御苑や平安神宮で見られる 独特の歩き方はありません
並び方もバラバラでグチャグチャです
狭い道を 笛と太鼓の音色を響かせ そぞろ歩くのです

何時間も旗を持ち続け 笛を吹き続け 太鼓をたたき続け
みんな疲れているはずなのですが
笑顔で歩き 帰って行くんです

この最後の行進を見れるのは 音に気付いてかけつけられる
地元の人たちだけです
お年寄りには 足腰が悪く
御苑に行く事が出来ないから・・・と
この行進を見るのを楽しみにしてられる方もいらっしゃいます

小さな狭い商店街の行進
これも地元にとっては
時代祭りなんですよ

私は この最後の行進が1番好きです





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