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當る亥歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎



南座正面
平成18年11月30日~12月26日
吉例顔見世興行
十八代目中村勘三郎襲名披露

【昼の部】

第一 猿若江戸の初櫓
(さるわかえどのはつやぐら)

第ニ 寿曽我対面
(ことぶきそがのたいめん)

第三 義経千本桜
  道行初音旅
(みちゆきはつねのたび)
第四 義経千本桜
  川連法眼館
(かわつらほうげんやかた)
佐藤忠信/佐藤忠信実は源九郎狐
勘九郎改め勘三郎


第五 お染久松
(おそめひさまつ うきねのともどり)


12月24日 世間がクリスマス一色に染まっている最中
日本の伝統文化 歌舞伎 吉例顔見世興行を観に行きました

中村勘三郎襲名披露 千秋楽前の日曜日 と言う事もありますが
座内は満員御礼(チケットは全て完売です)
根強い人気を実感しました



1階からの風景貴重な建築物


南座は、元和年間(1615~1623年)京都四条河原町に公許された
7つの櫓の伝統を今に伝える唯一の劇場です

慶長8年(1603年)京都四條河原で出雲の阿国が歌舞伎踊りをしたのが最初
これを歌舞伎発祥とされます

当初 四条通りをはさんで7座ありましたが 明治を迎えたのは2座のみ
明治26年に北側芝居も廃座となり
現在 南座だけが歌舞伎発祥の現在地に残っています



公演前の幕公演途中の幕


今年の初め南座で行われた「歌舞伎講座」というものに出掛け
初めて歌舞伎の世界に触れました

役者さんの手の動き 鳴物の音
少しの違いに それぞれ意味が有る等 説明を受けました
本当に掻い摘みでしたが この講座へ行っていた事が
今回の顔見世には 役立ちました

座内には 熱心な歌舞伎ファンの方が たくさん来られています
勘三郎さんは 第三・四幕にでられましたが
待ってましたとばかりに「中村屋っ」との声が響いていました

私のような初心者のために 実況で説明が流れるラジオが
貸し出されているのですが これがとっても有り難い代物で
細かな状況の説明や 「今からこうなりますよ」と ふってくれたり
実に親切なんですよ
これが無ければ 早々と寝てしまっていたに違いありません・・・
(あったにもかかわらず 五幕の途中ウトウトしていましたから・・・)



今回も 当社ホームページ取材班の会長と私
伴って出掛けたのですが
当日は二人ともデジカメを持たずに行ってしまい
画像は会長の携帯電話で写しました

「正面からも一枚写しとかなあかんなぁ」と
遅いお昼を食べながら言っていたのですが
お腹がふくれたら すっかり忘れていて とっとと帰ってしまい・・・
一番上の正面画像は 次の日会長が写して来てくれました
(何から何までスイマセン)

京の師走の風物詩 顔見世興行も千秋楽を終え お正月もすぐそこ
皆様 良いお年をお迎えください





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