YAMADA IRONWORK'S 本文へジャンプ
秋のイベント③ 京都大学11月祭・茂木健一郎氏 講演



学生の町京都
秋は 各高校・大学で 学園祭が行われ 週末には人で溢れ賑わいます
11月24日 京都大学NS祭の本部講演に 『アハ体験』で話題の
茂木健一郎氏が来られたので 行ってきました


京大の時計台


午前10時からの開演ですが “整理券配布”とのこと
意気込んで8時過ぎに出発し(もちろん自転車)
京都御苑のジャリ道を突っ走り 京大へは9時迄に到着
しかし 講義室がわからずウロウロ・・・

案内所の学生さんに聞いて(目の前の建物だったのですが)
行ってみると 既に整理券の順番待ちの列が出来ていました

そそくさと最後尾に並びましたが 私で78番目
後ろを振り返る度に増えていく人の頭・・・
中には小学生ぐらいの子も 親と一緒に並んでいます
・・・大人の私でも どこまで理解出来るのか・・・です
「小学生?講義やで?わからへんのちゃうん!?」
と思ってしまいました
きっと 『アハ効果』 なんでしょうね


席に着いて ふと前を見ると
いつの間にか
茂木さんの姿が
芸能人並みに有名なのに そんなオーラはひとつも無く
場内担当の学生さんと一緒に 会場整理なんてしてられました

定員450名でしたが 座りきれない人は両側に立つは 通路にしゃがみ込むは
壇上の見えない入口付近まで 人が溢れ返ってました



会場は立ち見がでる盛況ぶり


講演タイトルは 『脳の無限の可能性』
さすがに 専門家や学生ばかりの講義じゃないので
ところどころ芸能ネタなんかも取り混ぜての楽しいお話でした

画像の黒板にある言葉について 話されていたのですが
「偶有性の海へ飛び込め」 と言っては
「なんか恰好良くない?」と自画自賛で笑いをとる
「クオリアは100ノーベルに値する」 と言っては
「ノーベルは自分の中で作った単位」 と笑いをとる
話についていけるか少々の不安が有ったものの
一緒に笑える内容で楽しかったです

「クオリア」とは “感覚の持つ質感”を表す言葉で
茂木さんの人生を変えた研究材料だそうです
そして 1つの問題を解決=1ノーベル なんだそうで
この 「クオリア」 は100ノーベルに値するとのこと

ノーベル賞には全く関係ございません



この頭のなかには私と違う脳があるハズ


面白おかしく約1時間の講演が終了し その後質疑応答が始まりましたが
ここからは 小難しい内容の質問が
・・・ついてけません
・・・何を言ってるのやらサッパリです・・・

挙手するのも 現役の学生や研究室の方と
勉強してるのが見て判るような人たちばかり
的外れな質問をすると 白い目で見られているのも感じ取れる程
真面目な空気をヒシヒシと感じる中
「やってみれば?」
「いいんじゃないの?」 と
右から左へ受け流しているとも取れる
茂木さんの飄々とした応答は
“無責任”なのではなく 肩の力を抜かせるような感じでした


学祭の雰囲気も味わって帰ろうかと 少し校内も歩きましたが
京大は他校に比べるとなんだか地味?な雰囲気
先月 学園大学の学祭にも行ったのですが
カラーが全然違うんですよね
模擬店の売り子をしている学生の動きも固く
呼び込みも消極的な・・・気のせいでしょうか・・・

「京大=秀才」 の方程式が 私の頭の中にあるからでしょうか・・・
いえ、別に貶している訳では有りませんから!
カラーですよねって話ですからっ!

会長も 若かりし頃は あんな感じ・・・いや、京大カラーだったんですかね~!?





トップへ Rika Mizuno