時代祭り’05 |
10月22日 ここ最近で一番の寒空の下
京都三大祭りの一つ 時代祭りが行われました
京都御所を出発し平安神宮まで2時間半程かけて
全長2キロ 2,000人の行列が
通行止めにした都大路を練り歩きます
現在行列は 市域を10地区に分けた10社で構成され
各社がそれぞれ1時代を分担して参列しています
当社の地域は 第八社(中京区)にあたり
明治維新時代の維新勤王隊列を任されます(上の画像です)
黙々と歩くだけの行列の中 維新勤王隊列だけが笛の音高らかに行進します
一ヶ月前に 維新勤王隊「入隊式」を挙行し それから当日迄の間
西ノ京中学校で 毎夜笛や太鼓の練習をされるので
付近に住む私たちには耳覚えの有る音色が
御所の砂利道を行進していくのを聞いていると
自分が練習した訳でもなく 知った顔が行進している訳でもないのに
なんだか誇らしげな気分になりました
明治維新時代、江戸時代、安土桃山時代、
吉野時代、鎌倉時代、藤原時代、延暦時代 と
時代絵巻を遡り 行列は進みます
一人の衣装代が平均約1,000万だと 場内アナウンスの説明に聞かされました
大方は 綺麗どころの女性の衣装代に使われていると思われますが
その綺麗どころは 中世婦人列(吉野時代)の上七軒歌舞会と
平安時代婦人列(藤原時代)の
祇園甲部歌舞会の皆様に当てはまります
「綺麗どころを写すまでは!」と 会長と二人がんばっていたものの
私の方が寒さに負けてしまいました
行列と同じ方向に御所を進み 丸太町通りに出ましたが
音の無い行列というのは 少し味気ないですね
祇園祭りには祇園囃子が有り お祭りらしさを感じるのですが時代祭りには
維新勤王隊の他には あまり音が無く
(ラジカセで琴の音色を流しているのは一つ気づきましたが)
ただただ行進しているだけ・・・
時代を受け継ぐ事は大切だとは思いますが 工夫も必要なのでは?と思いました
同日夜には 鞍馬では「火祭り」が行われています
「来年は鞍馬ですかね!?」とか
「熱燗が飲みたいなぁ~」とか言いながら
会長&私は 京の寒空を自転車で帰途につくのでありました
余談ですが
道のあちらこちらで「パンフレットはいかがですか~」と言う声が聞こえ
このHPの為に一冊・・・と 会長に購入してもらったものの
そのお値段 一冊¥500也
行列の一人一人についても 確かに詳しく載っています
しかしながら やはり広告欄が大半を占めていたりするのが現状です
もっと 簡潔で良いのですから
無料で沢山の方々に配れるようなものを考えられないものかなぁ、
と言うのが 実感です
熱燗とはいきませんでしたが スペインビールも美味しかったですね 会長♪
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