’11 夏のイベント ~天若湖アートプロジェクト 2011~ |
昨年に続き
京都府南丹市の 日吉ダムでの
“天若湖アートプロジェクト”へ
“あかりがつなぐ記憶”として
8月の2夜だけ
水没した天若集落の家々のあかりを
ダム湖面に再現する壮大なアートです
今年は8月6日、7日の二日間でした
昨年は観覧バスを利用させてもらったのですが
今年は知人の車で個人行動
車同士がすれ違うのも困難な
細い真っ暗の山道を進んだ バスの記憶…
「大丈夫なん?ホンマに行けるん?」と
少々不安な私を尻目に
「大丈夫、大丈夫」と
自信満々余裕綽々で答える知人
…どこからその自信はきてたのか…
やはり道を間違いつつ
なんとかダム湖の周道へ入れました
昨年は豪雨の影響で規模が凝縮されましたが
今年は 水没した七つの村のうち
宮、世木林、楽河、沢田、上世木 の
5集落にあかりが灯されました
あかりが二列に並んでいるところには
「あぁ このあかりの間に道があったんかなぁ」とか
ポツンとひとつ離れたあかりは
「豪邸やったか はたまた駐在所やったか」とか
見たこともない そこにあった風景を想像しながら
周道から湖面を見下ろしてました
この辺り 鳥獣保護区になっているので
いろいろな“鳴き声”が聞こえてきます
「キィーッ」「キィィーッ」と近くで聞こえるのを
知人の子どもが騒いでると思い
「うるさいなぁっ」と言ったら 「え?」みたいな顔されて
…どうやら猿の声だったようで(笑)
車のライトを消すと 何も明かりのない世界
「月って こんなに明るいんやなぁ」と
半月を見上げ
都会の喧騒を忘れるひとときでした
遠くに雷のように空を光らせていた明かりは
亀岡で行われていた花火大会の光で
帰り まんまと渋滞に巻き込まれたのでした
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