YAMADA IRONWORK'S 本文へジャンプ
天神さん



学業の神様で有名な 北野天満宮
京都に住む人たちからは「天神さん
」と呼ばれ親しまれているこの神社では
毎月25日 参道や普段駐車場に使われている砂利路
東側の一般道に出店が並び 賑やかになります


正門境内鳥居


もう終わりに近いですが 今月だけは梅も見れる時期も重なり
とりわけ3月25日は晴天となった事もあってか
久し振りに足を運んだ「天神さん」は まるで初詣並みの人の波でした



参道風景本殿


東門風景 梅苑 境内横


参道の出店は夜まで並び 主に飲食物関係のお店が列なります
べっこうあめ、わたあめ、たこ焼きにお好み焼き等々・・・
子供の頃から変わらずにあるお店は 場所も変わらずに有ります



出店(駐車場地)


一番多いのは古着、それも着物を扱うお店は数えられない程です
反物も 1M からの切り売りがあったりして
手芸をされる方には もってこいの場です

よく見かけるのは 海外からの観光客の女性が
古着の着物を軒先で羽織っている風景

日本人より 古着やアンティークに慣れている外国の人たちにすると
気軽に手に入れる格好の代物のようです

現在仕立て上がりの着物は 最近の日本人の体型に合わせて
着丈も裄も昔の着物より大きくなっていますが
古着の寸法は その時代の寸法、しかも殆どは自分に合わせて
自分で仕立てた物です

私たちが着るには どうしても小さい、そんな感じの物を
私たちより体型が大きい海外の人が羽織ると ちんちくりん、です

それでも さまになってしまうのは 羨ましい事です



ちゃんと動きます!


近頃 京都でも着物姿の若い女性を見かけることが増えました
正統派の着こなしではなく 洋服感覚でまとめている感じなのですが
大正ロマンっぽく これはこれで可愛いのです

どんな取り入れ方にしろ もっともっと着物を身軽に着こなせるようになればいいなと思います



駐車場地のお店から


手作りの物を売るお店も何軒か並んでいます

それらも京都らしく和の素材を使ったものが目に付きます

お値段は趣味がてらのお手ごろ価格から
ブランドものまがいの高価なものまで
ピンキリですので 値札の桁を見間違えないように・・・



一般道のお店から


この「天神さん」の他に 毎月21日には東寺にて「弘法さん」の市が催されます
天神さんと弘法さんは仲が悪く
どちらかが晴れると どちらかが雨になる、と言われています
結構当ったりするんです

最近の一番人気は 百万遍の知恩寺で15日に行われる 「手作り市」でしょうか
名前の通り お店に並ぶものは 全て手作りの品で
装飾品や家具、お菓子にパン、と
 全部買いたくなる品揃えです
フランス料理のお店が 焼きたてのパンをダンボール何十箱も売っていたり
(それでもすぐに売り切れます)
「お多福珈琲」が入れたてのコーヒーを売っていたり
そんなに広くない境内ですが ゆっくり見ていると1日潰れます

15日から25日まで 京都に滞在すれば この3つを制覇出来ます!
機会が有れば 是非 足を運んでみてください
(京都にお住まいの方でも 楽しめますよ! 私も かなり楽しんできましたので)




トップへ Rika Mizuno