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DIALOG IN THE DARK




“ DIALOG IN THE DARK ” 「暗闇の中の対話」




1988年にドイツで 哲学博士アンドレアス・ハイネッケ氏の発案から生まれた
暗闇のソーシャルエンターテイメント
日本では1999年に初めて開催され 現在は東京・外苑前会場と
大阪(グランフロント大阪北館内)を中心に開催されています

関係者である知人から 「一度体験してみるといい」 と言われていて 先日やっと参加できました

女性のお友達3人組と 小学3年生の男の子とお母さんと 私
初対面・初体験の 1グループ6名

体調や軽い質問を受けてから 先ずは薄暗いスペースへ移ります
暗幕を開けると アテンダーが待っていました

ここから先 完全に光を遮断した空間の中でアテンドしてくれるのは
視覚障害者の方です
目の見える私達と 目の見えない方
普段の日常生活での立場が逆転するのです

白杖(はくじょう)を渡され 使い方の説明を受けてから 完全に真っ暗な世界へ入ります

・・・どのような体験をするのかは あまり語らない方が良いかな
「一度体験してみるといい」
私も そう言います

普段いかに「見える」事に頼っているか
「見える」事から情報を得ているか
何気ない行動のひとつひとつに そう感じます

「視覚」を遮断されると 他の感覚で補おうとしている事に気が付きます
カタチが見えないから 触って確かめる
ナニかわからないから 匂いで確かめる

そして 他人ばかりの集まりの中に お互いを労わり心配する気持ちが生まれます

小3の男の子が 明るい空間では お母さんが全部代弁するほど何も話さなかったんですが
暗闇の中では一番話し 一番自己主張していました
「こっちにいるよ」と 小さい手で私の手を掴んでくれたり ケラケラ笑ったり
明るい空間に戻ったとたん また話さなくなりましたが・・・

暗闇は 「リラックスできる」 空間でもあるようです

大阪会場では7月27日まで 「『2』という数字を家族で対話。」 と題する
プログラムが催されています(完全予約制)

東京は大阪より規模が大きく もっと色んな体験が出来るようです
近いうちに行ってみようと思っています

「一度体験してみるといい」ですよ!


ダイアログ・イン・ザ・ダーク



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