芝さくらの小道 ～＠ヤマサ蒲鉾・夢前工場～ 関連業者の会社報の案内で 姫路市夢前町にある ヤマサ蒲鉾の工場敷地に植えられた芝桜が見事で ゴールデンウィークが見頃 との情報を得て さっそく見学に行ってきました 姫路の街からほぼ半時間 夢前川沿いの工場に 引きも切らず大勢の見学者が訪れ ちょっとした観光地のようです 真っ先に芝桜公園へ 山肌一面に植えられた 色とりどりの芝桜は 北海道の芝桜ほどではありませんが はるばる尋ねた甲斐はありました 一企業が 企業イメージ戦略であるにせよ 美しいものに対してここまで手を掛けていることに 敬意を払いたいと思いました かまぼこ工房 『夢鮮館』 には 作りたての ヤマサ蒲鉾製品が直販されており 揚げたてコーナーでは アツアツの天ぷらを 列をなして買い求める客で賑わっていました 工場前の広場では 新鮮なホウレン草や菊菜など 地元農家の産物が販売されており また 夢前町特産の無農薬栽培 “夢そば” を石臼で低温製粉し 自然乾燥したそば粉が売りの蕎麦屋が 併設されています 地元の女性たちが たくさん手伝われていました 職業柄 蕎麦に心引かれて 長い待ち時間をこらえ “夢そば” にありつきました 注文を受けて 押し出し式の製麺機で 2～3食分ずつ製麺し 2分茹でます 麺線形状は 押し出しですから丸歯麺線に近く 線番にして ＃24ぐらいでしょうか 押し出しだからゴツゴツ麺かな・・・との予想を裏切って 細さからなのか 適度に腰が保たれて 食べやすい麺線でした 汁も手抜きのない仕立ての丁寧さを味わえました 4月に尋ねた 東洋ナッツの工場でも感じたことですが 企業ができる地元への貢献は 雇用を確保するだけでなく ヤマサ蒲鉾のように 地場の産業をも巻き込んで 地元の活性に側面から応援する そうして 結果的に自社の営業にも 良い効果をもたらす という図式が これからの企業の 一つのあり方を示唆しているように思います 楽しみながら 企業勉強できる一日でした トップへ ’07．5．3 Nobuhiko Yamada