YAMADA IRONWORK'S 本文へジャンプ
普通のラブ・ソング

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暮れのNHK紅白歌合戦で、水谷豊が歌った 「カリフォルニア・コネクション」 を聞きながら、 ふっと30年前にタイムスリップしていました。

テレビドラマ 「熱中時代・刑事編」 「同・教師編」、そして 「あんちゃん」。
「あんちゃん」 は、たしか 今の奥さん伊藤蘭が、妹役で出演していましたよね。

「カリフォルニア・コネクション」 もいい曲ですが、わたしは 「あんちゃん」 の主題歌 「普通のラブ・ソング」 に のめり込んでいました。


ガラスの橋が 町の外れにあるよ
やさしさのない人は砕けて落ちるよ
人生という河の激しい流れ
足もとをさらうから気をつけなよ

泣きながら恋人が ほら遠くで呼んでいる

俺は普通の男 普通に生き
そして普通の靴で時を渡り ah
何故か普通の女愛しているよ
そんな人たちだけが今日も
幸福って橋を渡るよ

ガラスの橋は とてもひび割れやすく
裸足では哀しみの棘がささる
愛情という細い糸を握って
危なげに揺れながら歩くだけさ

ありふれた真実が 今一番見えない

君は普通の女 取得もなく
そして普通の風に吹かれながら ah
何故か普通の俺の影を追うよ
それでいいよ つまずきながら
幸福って橋を渡るよ



普通ってこと、むずかしいんです。
それが一番しあわせなことだと、なかなか気づかないんですよね。
とんがったり へこんだり、あっちでゴツン こっちでガツンしながら、ああそうだったのかって 気づくんです。

30年経って、やっと 「普通のラブ・ソング」 を まっとうに歌えるようになりました。