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衆議院議員選挙公開討論会

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8月11日夕、京都一区の衆議院議員選挙公開討論会を 覗いてみた。
京都青年会議所が主催する「マニフェスト志向型公開討論会」が、京都商工会議所で 同志社大学の市川喜崇教授の司会のもと 立候補予定者四名が出席して開催された。

2時間足らずの討論会で 各候補に等しく話す機会を与えながらの進行は、コーディネーターの市川氏もむずかしかっただろうし、各候補も言いたいことの半分も言えなかっただろうと思う。
公職選挙法の制約で、いたし方ないのであろう。

しかし こういう公開討論会は、印刷物やテレビ報道とは異なり、立候補予定者の一挙手一投足を この目で確かめられるという意味も含め、彼らが何を言わんとしているのか どういう価値観をもった人物なのかを、生の声で聴くことができる 絶好の機会であると、この種の会合に初めて参加して そう実感した。

われわれは 納税の義務があると同時に、今回の国政選挙のように 成人の日本国民ならば すべての人に等しく 一票の投票権が与えられている。
このことは、凄いことだと思う。

日頃は、自分のこと 家族のこと 会社のことで 頭がいっぱいで、社会参画の余力がない。
国政選挙のときぐらいは、ちょっとの時間 社会参画した気分になる程度でいいから、真剣に立候補予定者を品定めしてやろう。
そんな気持ちを起こさせる、いい討論会だった。