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まつりごと

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政(まつりごと)の本質は、弱いものたちを助けることだ と、揺るぎなく思っている。

技術は進歩しなければいけない、貿易は拡大しなければならない、しかし、格差を生むのも避けられない。
なぜなら、技術も貿易も 根底に競争があるからである。
競争のあるところ、必ずや 格差が生まれる。

その格差を少なくすることが、政の大きな仕事である。
そのために 政というものがある、そう考えて過言でない。

政 ニァイコール 税 と考えても、大きくは間違いなかろう。
富の集中の抑制、そのために税制が活用されるべきである。
再分配による修正が、税制の良心だ。

公僕という言葉は、あまり好きではない。
が、「公僕」は、政府も官僚も地方公務員も、向く方向が民だということを、如実に示している。
彼らの給料が税で賄われていることから考えても、彼らが公僕であるのは、当然のことなのだ。

この辺りぐらいが、いまの余りにも不甲斐ない政に、怒りを抑えに抑えて吐き出せる、最小限の言葉です。
最小限でも吐き出せることは 幸せな社会なのだと、いっとき 心を鎮めています。