麺屋 棣鄂 |
昭和6年創業の 『棣鄂(ていがく)』 さん
当時東京にある 『支那そば』 が京都になく
初代 知見鬼三氏が 京都のうどん屋 そば屋さんに
スープの作り方を説明しながら
中華麺を作り出したのが始まり・・・のようです
![社長はじめスタッフの面々](member.JPG)
平成19年 現在の知見社長初め若いスタッフが
社内に改革の風を吹き込み
時代に合わせた商品を開発・製造・販売する
『麺屋棣鄂』 は稼動しています
創業のきっかけとなった 中華そばをはじめ
うどん、和そば、最近では生パスタも・・・
中華そばに至っては 麺線(形・太さ) 麺質(色・風味・食感)に
微妙な違いを出し 種類は豊富です
これだけの種類の製造は 大変な作業なのでは・・・
麺、スープ、具材のバランスこそが ラーメンの真髄
店主様それぞれの ご要望やイメージを具体化していくと
一つ一つに違いが出てくるのは当たり前です
一人一人のご要望に答える と言う事は
『オーダーメイド』 の麺になるんですよ
お話が始まってから 麺の完成までに
1~2年 開発にかかる時もありますが
『世界に一つしかない お客様のこだわりに お手伝いさせていただけるなら』 と
スタッフ全員でがんばっています
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と 知見社長
手間を惜しまず 丹精こめて作り出される オーダーメイドの麺
この数年はイタリアンレストランやパスタ専門店のシェフからのご要望なども
・・・と お問合せも多くなったそう
すでに オーダーメイド麺を使用されているお客様から
『麺屋棣鄂』 の名は 着々と広がっているようです
オーダーメイド麺構築など 社内改革に取り組み出され
2003年から機器の設備更新を行われました
麺線の品質向上と安定のため
高精度麺線カッター搭載調量機(麺線切出し機)を 5月に導入
![麺線調量部](tyouryou.JPG)
麺質の改善と多様化への対応のため
二連式圧延機から四連式に 翌年4月変更
![連結圧延機](atsuen.JPG)
ロールも大きくなり 連数を増やしたことから 麺の肌艶・つるみ感が向上
一層 オーダーメイド麺に対応できるようになったそうです
そして お客様のご要望が明確に より細分化してきた
2006年10月 大径ロールの複合機を導入
![複合機](hukugou.JPG)
![複列竪形巻取熟成装置](jyukusei.JPG)
導入された機械は いかがでしょう?
博多ラーメンのような超小加水麺や
パスタの高強力デュラム小麦やセモリナの麺帯粗製 と
種類の違う麺に対応できるので オーダーメイド麺に効果を発揮しています |
喜んでいただけているのは うれしい限りです
洋服などと同じで 麺にも“流行”があります
時代のニーズに合わせる
お客様の要望を叶える
・・・一日一日変化しなければならない
そんな戦いの場に挑戦されている 『麺屋棣鄂』 さん
麺づくりに対する熱意があるからこそ と感じずにはいられません
京都市南区上鳥羽山ノ本町24
電話(075)632-8900
日曜定休日
麺屋棣鄂(有限会社 瑞穂食品工業)HP http://www.teigaku.com
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