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修学旅行生と六角堂

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5月は修学旅行のシーズンだ。
このあたりは修学旅行生が泊まる旅館が多いので、朝の烏丸通り南行き車道には観光バスが列をなして停車している。
フロントガラスに貼られた学校名を見て、知らない名は帰って調べるのが習慣になった。
初めて知る場所からも、京都へ来てくれることがうれしい。

けさは早くに目が覚めて、毎朝の散歩立ち寄り場所の六角堂には6時過ぎに着いた。
引率の先生を先頭に、身なりのきちっとした中学生男女が二列にならんで山門を潜ってくる。
お堂に拝するしぐさも、境内を巡回する姿勢も、見ていて気持ちがいい。
笑顔が素敵で礼儀正しい若者を見ると、うれしくなる。

上の孫が先日、修学旅行で沖縄へ行った。
一泊は、読谷村近くの民家に泊めてもらった。
親切にしてもらったのだろう、めちゃくちゃ楽しかったと言っていた。
京都に訪れる若者たちに、私もなにかしてあげたいなぁと思う。