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泣くな赤鬼

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きっかけは、『カシオペアの丘で』 の作者である 「重松清・原作」 であった。
「堤真一・主演」 が、映画館へ足を運ばせた。
映画 『泣くな赤鬼』 を観た。
やはり、最後は泣いた。

大人になった少年と、まだ大人になりきれていない中年男の物語。
この、映画評論家・相田冬二氏の寸評が、『泣くな赤鬼』 をうまく言い表している。
大人になりきれていない中年男は、赤鬼先生(堤真一)で公立高校の国語教師であり担任であり野球部監督。
大人になった少年(柳楽優弥)は、愛称ゴルゴの元生徒で元野球部員。
10年後に出会わなかったら、そんな教師おったなぁ、そんな生徒おったなぁ、で終わっていただろう。

ゴルゴの最後のシーン、泣けた。
ゴルゴが死ぬ間際にするサインは、拒み続けた犠牲打(バント)せよとの赤鬼のサインであった。
大人になった少年ゴルゴが、大人になりきれていない赤鬼先生に、最後の力を振り絞って出したサイン。
赤鬼は、鼻水を垂らして泣く。
ゴルゴの指が動いた、赤鬼の親指の付け根を握って、「泣くな赤鬼」 と。