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太鼓持ちの女ほど、箸にも棒にもかからない存在はない。 自民党の三原じゅん子氏のことである。 信念をもって権力に食い下がる女性新聞記者ほど、魅力的な存在はない。 東京新聞の望月衣塑子氏のことである。
望月衣塑子氏の著書『新聞記者』を読んだ。 これを原案にした同名映画も観た。 どちらも、気骨のある作品だ。
今日もう一度、映画『新聞記者』を観に出かけた。 内閣参事官役の田中哲司がクライマックスで嘯く言葉を、正確に知るためだ。 「この国の民主主義は、形だけでいいんだ」
我が国の“世界の報道の自由度ランキング”は2017年、ついにG7各国のなかで最下位となった。 今の政治はおかしいと感じながらも、無力を嘆いているだけの自分がいる。
のらりくらりの菅官房長官に立ち向かう望月衣塑子氏の姿勢に、勇気をもらおう。 そのチャンスはすぐそこ、参院選にある。
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